アジア・ビジネス・フォーラム(その2)

アジア・ビジネス・フォーラムの4つのパネル:




Asia Economic Outlook

Luxury Goods in Asia

Private Equity in Asia

Entrepreneurship & Innovation in Asia



この中で最も面白かったのは、二つ目のLuxury Goods in Asia。日本におけるLuxuryが、Luxuryの未来を予測するのだという。パネリストの一人、Imran Amed氏のコメントが鋭い:



いわゆるルイヴィトンなどの高級ブランドに日本人はうんざりしている-Consumer Skepticism。もうマーケティングやらブランディングやらで洗脳さらたくない、もう放っておいてくれ、みんなそう思っている



じゃあ、どうすればいいのかというと、徹底的に手の届く値段でValueを提供するか、もしくは、今の高級ブランド以上のスーパーパーソナルサービスを提供するかのどちらか



リーズナブルな値段で本当の価値を提供しているのがユニクロ。ものすごいクオリティが高い。あそこに、Luxuryの未来を感じる。もしユニクロに行ったことがないのなら、行くべき



すなわち、今までの“Luxury”が、ちょうどStuck in the middleになってしまったという指摘です。



もうひとつこの現象の背景には、単純に昔ほどお金持ちなオフィスレディーと彼女たちを支える財力のある男が減ってしまったというのもありますね。お金がない、でも目は肥えている、だから本当にバリューがあるものを買う。



ありとあらゆる課題を抱えている日本。様々な日本における課題は、先進国に先行して直面しているわけで、そうした難題をクリアすることは、先進国攻略、また将来の発展途上国攻略の大きな指針になります。



まさにラグジュアリーの分野を例に、そんなことをこのパネルディスカッションは示唆してくれました。
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2010-04-13 : ロンドンビジネススクール留学記 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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プロフィール

T. Wakasugi

Author:T. Wakasugi
1977年東京生まれ。幼少時はロンドンで過ごす。もともとはバリバリのエンジニア志向で統計モデルを駆使した分析をしていた。ところが、数値ではさばき切れないビジネスや人間の奥深さに気づくようになり、外資系の戦略コンサルティングファームに勤務。社会人向けスクールの講師として人材育成にも携わる。その後、ロンドンビジネススクールに留学し、リーダシップ・組織・心理学について学びながら、欧州生活を家族で謳歌。現在はロンドンで経営コンサルティングと教育プロブラムを提供。ビジネスブレークスルー大学講師。学びは21世紀、最高のエンターテイメントと実感しつつ、日々精進中。最近はヨガ・瞑想にこっています。弱点はお酒が弱いこと。こんな感じですが、よろしくどうぞ。コメント、質問、MBAなどの相談など大歓迎。twk.lbs@googlemail.com

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