ケース・インタビュープログラム~クラブ活動の具体例

先日、課外活動が盛んというエントリーを書きましたが、ビジネススクールのアカデミックカリキュラムはウェブなどを通しても分かるところがありますが、課外活動となると外部からは、なかなか見えづらいかもしれません。

実際、私の場合、いまから思うと出願時はよく分かっていなかったと今思います。

というわけで、今日のエントリーは、その具体例のひとつとして、Consulting Clubで運営しているプログラム”The official crack-a-case sessions”の紹介です。

最近はかなり知られているようになってきているようですが、コンサルティングファームの面接で使われる手法で、ケース・インタビューなるものがあります。

簡単に言ってしまえば、「○○という企業が、こういうマーケットにこういう商品で新規参入するかどうかあなたに相談してきました。あなたなら、どうこの問題にアプローチして、どういうレコメンデーションをしますか?」という形式のインタビューのこと。

これ、じつは練習をすればするほど、確実に上手になる!

でも、どうすれば、何百人といるMBAの学生に、ケースインタビューを練習する機会を提供できるでしょうか?それこそ、外部のコーチなどを使ったら、それこそ膨大なお金がかかります。

そこで、この”The official crack-a-case sessions”なのです。これは、週にだいたい150セッションほど練習する機会を提供するプログラムです。

私の方から、毎週こんなメールを2,000人くらいのクラブメンバーに送っています。

***

From: ---
Sent: ---
To: ---
Subject: Sign-up open for the crack-a-case sessions

Dear Members

Do you want to practice the case interview? The Consulting Club and Career Services invite you to the official Crack-a-Case sessions.

→模擬面接提供プログラムの案内というわけです。

Crack-a-case sessions are 25 minute one-to-one case practice sessions. All interviewers have consulting background and are trained by external consultants (BCG and Bain). After each case session, you will receive oral and written feedback.

→MBAの学生のうち、コンサルバックグラウンドをもっている人に依頼をして、で実際のコンサルタントにトレーニングをしてもらって、模擬面接官になってもらうという仕組み。今、45名ほどの面接官がいます。

Sign-up open at
http://****
It will close on Friday 6.00pm and the results will be released on this weekend.

Note that allocation is not a first come first served basis:
- 1 Case interview no-show or cancellation in less than 48 hours also result in exclusion from future sessions
- Those who have paid the Consulting Club membership fee have higher priority
- 1 and 2 strikes give you lower priority
- 3 strikes exclude you from official case interview sessions

→じつは、スロットへのアロケーション、キャンセル対応、などなどこのあたりの事務処理がかなり大変です。今、このあたりの事務処理の効率化を検討し始めているのですが、どなたかいいアプリを知っていたら教えてください。他のビジネススクールはどうしてるのだろう?

To get most out of the sessions, we strongly encourage you to prepare for the case practice by doing the following:
- Read the consulting case books
- Watch Mckinsey Video
http://www.mckinsey.com/careers/how_do_i_apply/how_to_do_well_in_the_interview.aspx
- Practice cases with your friends/by yourselves

→模擬面接の時間を無駄にしないためにも、ちゃんと準備してね、というメッセージ。

Many thanks and best regards

Your Consulting Club Executive Committee

***

このプログラムがいいなと思っているのは、学生同士が助け合うプラットフォームになっていること。学生の中にはコンサルの経験がある人もいれば、コンサル業界に行きたいという人もいる。それらをマッチングをしていくことで、専門のトレーナーだけでは提供できない“量”を確保できるというわけです。
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2009-10-24 : ロンドンビジネススクール留学記 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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プロフィール

T. Wakasugi

Author:T. Wakasugi
1977年東京生まれ。幼少時はロンドンで過ごす。もともとはバリバリのエンジニア志向で統計モデルを駆使した分析をしていた。ところが、数値ではさばき切れないビジネスや人間の奥深さに気づくようになり、外資系の戦略コンサルティングファームに勤務。社会人向けスクールの講師として人材育成にも携わる。その後、ロンドンビジネススクールに留学し、リーダシップ・組織・心理学について学びながら、欧州生活を家族で謳歌。現在はロンドンで経営コンサルティングと教育プロブラムを提供。ビジネスブレークスルー大学講師。学びは21世紀、最高のエンターテイメントと実感しつつ、日々精進中。最近はヨガ・瞑想にこっています。弱点はお酒が弱いこと。こんな感じですが、よろしくどうぞ。コメント、質問、MBAなどの相談など大歓迎。twk.lbs@googlemail.com

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